梱包:箱物(未開封品)


最近ではあまり見かける機会もなくなりましたが、
パッケージの状態で中身がわかるものなどで、
未開封のまま交換や譲渡に出すものになります。
ねんどろいどやプライズのフィギュアなど、
パッケージを見ただけで中身がわかる商品がこれに当たります。
(一部の商品は箱の中で十分な梱包がされていない場合もあるため、
 ものによっては開封して中身に梱包を施す必要があるときもあります。
 それについては次の記事で説明します)


箱物のお取引で気を付けることは以下の点です。

・箱がつぶれないように(角含む)
・濡れないように

未開封の箱物については未開封のままお取引を行うことが多いため、
箱型の物の梱包方法をご案内させていただきます。

* 用意するもの *


・ビニール袋
・マスキングテープ
・緩衝材
(プチプチシート)
・マチ付きの紙袋または段ボール

※上記の品物はすべてダイソーやキャンドゥ、セリアなどの100均で販売されています。
 100均の品物は信用できない!という方も中にはいらっしゃると思いますが、
 十分な強度があるので、さほど問題はないと思います。


1.袋に入れる
そのままの状態では水濡れにとても弱いため、ビニール袋などに入れます。
ビニール袋はできるだけ未使用なものが望ましいです。
ポケモンセンターやディズニーランドなどで多めにもらえるショッパーや
100円ショップなどで売っているビニール袋を使用します。
(アニメイトの袋など一度使用したことのある袋の使用はあまり好まない方が多いようです)
箱に沿って折り、水が入らないように口の部分を織り込んでマスキングテープで留めます。

2.緩衝材を切る
緩衝材の横幅は箱の縦幅と奥行以上の幅で、長さは箱の外周を1周以上巻けるように取ります。
(できるだけ一枚で行いたいので、カットタイプではなく1枚タイプのものを選ぶと良いかもしれません。)

3.緩衝材で巻く
緩衝材の幅の真ん中、長さの端に置き、海苔巻きを作る要領で
緩衝材を巻き込みながらたたんでいきます。
巻き終わったら端をマスキングテープで固定します。

4.横の面を閉じる
巻いた緩衝材の横が開いているので、緩衝材の端を織り込み
キャラメルの側面のようにたたんでマスキングテープで固定します。

5.袋に入れる
大きめの袋は緩衝材の分を考慮して用意しておきます。
既に箱の周りをビニール袋で覆っていますので、これはやらなくてもいいかもしれませんが、
紙袋や段ボール箱に入れる時容易に収納できるという利点があります。

段ボールの場合
厚みのある箱物の場合は、こちらを推奨します。
トレーディング商品などで薄い箱などは紙袋でもあまり支障はありませんが、
フィギュアなどを入れてある箱物の場合一点にかかる負荷は危険なため、
小さめの段ボールを用意するなどして段ボールに入れて発送することが望ましいです。

紙袋の場合
推奨は段ボールなのですが、どうしても用意するのが難しい場合はマチ付きの紙袋を用意します。
マチ付きの袋のためあまり潰れるということはないと思いますが、
袋である以上は上部が斜めになります。
そのため、上側の箱の角がつぶれてしまう危険があるため、
ビニール袋の上からカラーボードなどで補強しておくと不安は少ないです。

* 段ボール箱でも定形外になるの? *

『段ボールに入れたら宅配としてしか扱えないんじゃないの?』
と思われる方も中にはいらっしゃるかと思いますが、
段ボールに入っていても定形外郵便として取り扱ってもらうことは可能です。
紙袋や封筒や段ボールなどの方法でも箱物に関しては
規定外の定形外料金を請求されるかと思いますので、
自分が一番安心できる外装で送ることが一番だと思います。